根っからのジムニスト 技術探求が凄い!常に前に向かう姿勢

特集

アウトドアアイテムのプライベートブランドで有名な、M16というのをご存じだろうか?

ジムニークリエイターブランドでもJV10というのがあり、日本のトップクリエイターブランドが名を連ねている。今回の企画は、そのJV10を紹介していくものだ。

Jimny Creator JV10
Jimny Creator JV10
Jimny Creator JV10:HINOKI
Jimny Creator JV10:HINOKI

Jimny Creator Data

Name : HINOKI
Brand: HNKギア

複数のジムニーを乗り継ぎ、今はJB64に乗るhinokiさん。HNKギアを立ち上げ、クリエイターブランドとして活動中。ユーチューバーとしての顔ももち、製品の取り付け動画など様々な配信も行っている。

 近年、急速に商品展開を広げ、注目を集めているブランド「HNKギア」。その代表を務めるのが、生粋のジムニストであるhinoki氏だ。かつてはトライアル競技に熱中し、現在はJB64に乗る筋金入りのジムニストである。
多くのジムニー系クリエイターがデザインを重視する中、hinoki氏のアイテムは、ルックスだけでなく実用性と耐久性にも徹底的にこだわっている。見た目の良さは当然として、使い勝手の良さを追求した製品作りが最大の特徴。さらに、HNKギアのもう一つの魅力は、最新技術を取り入れる姿勢にある。一般的なクリエイターは、自身が得意とする技術を活かす傾向にあるが、hinoki氏は常に新しい技術を模索。製品化に必要なスキルを独学で習得し、クオリティを高めている。現在、HNKギアの製作には3Dプリンター、レーザー刻印機、樹脂成型などの技術が活用されている。外注も検討していたが、コスト面と理想の形を実現する自由度を優先し、自ら学び、設備を整える道を選んだという。その分、時間とコストはかかるものの、「本当に良いものを作り続ければ、必ず伝わる」という信念のもと、現在のスタイルを確立している。
 hinoki氏にはもう一つの顔がある。それがジムニー専門のYouTuberとしての活動だ。イベント取材はもちろん、自社製品の取り付け動画も配信。DIY派のユーザーにとって、これほど心強い情報はない。動画には取り付けのコツやポイントが解説されており、購入後のアフターフォローとしても非常に優秀なコンテンツとなっている。
次々と新しいアイテムを生み出し、デザイン性と機能性を両立させるHNKギア。hinoki氏の探求心が、新たなスタイルを切り拓くのだ!

Jimny Creator JV10
Jimny Creator JV10

最新技術の導入を常に意識!

01.まさに現代技術の塊【3Dプリンター】

Jimny Creator JV10
Jimny Creator JV10
1:製品自体を3Dプリンターで製作している。プログラミングのテクニックが凄い。
Jimny Creator JV10
2:積層型の3Dプリンター・結構時間がかかるが、かなり入り組んだ形状でも可能。
Jimny Creator JV10
3:給油口の外周をこのパーツで飾ることによって、かなり印象が変わる。良い感じだ。

02.デザインプログラムが超大事!【レーザー印字】

Jimny Creator JV10
Jimny Creator JV10
1.プログラミングしたデザインをブルートゥースで、本体に指示を出す。
Jimny Creator JV10
2.視覚防壁をおろし、起動させると、レーザーでの刻印が開始される。
Jimny Creator JV10
3.終了すると、対象物に任意の刻印が刻まれる。これ、かなり綺麗に仕上がるのだ。

03.真空引きがキモ【樹脂成形】

Jimny Creator JV10
Jimny Creator JV10
1.樹脂に、降下剤を混ぜ、薬剤を準備する。しっかりと混ぜるのだ。
Jimny Creator JV10
Jimny Creator JV10

2.特殊な機械とコンプレッサーを用いて薬剤から空気を抜いていく。真空にしていくのだ。

Jimny Creator JV10
3.型にいれ、仕上がった部材を手作業で綺麗にしていく事で、製品が出来上がる。

HNK.GEAR 代表的なラインナップ

今大注目のHNK.GEARの製品ラインナップ。
エクステリア中心に、カッコよさと利便性を高めるパーツラインナップとなっている。

スケルトン型燃料リッド

Jimny Creator JV10
ボルトオンで装着できるように、純正パーツを加工、塗装済みで販売。内部のプレートはオーナーの好みで入れ替え可能。

スケルトン サイドカウル

Jimny Creator JV10
無機質なサイドカウルを、メカメカしいパネルに変えることで、印象を大きく変えることができる。

ボーンズアウターハンドル

Jimny Creator JV10
下からではなく、上から手を入れドアを開ける新しいタイプのドアハンドル。見た目もかなりカッコいい。

ドリンクホルダー

Jimny Creator JV10
サイドポケット専用のドリンクホルダー。扱いやすさ抜群なのだ。

ダミーヒンジ

Jimny Creator JV10
ドレスアップで今流行っている、ダミーヒンジ。新たなデザインとして登場

スケルトン ウインカープレート

Jimny Creator JV10
ヘッドライト脇に配置されるウインカーを、グリルデザインと分け、存在感を増すパーツ。

ウインカープロテクター

Jimny Creator JV10
フェンダーについているウインカーをプロテクトするアイテムとなっている。黒枠がカッコいい。

サイドミラーチッピング塗装

Jimny Creator JV10
無骨な感じを印象付けできるチッピング塗装をドアミラーに施す。

アームレスト

Jimny Creator JV10
Jimny Creator JV10

シートベルトが引っかからないアームレスト。ここにクッションがつくことで、ロングドライブが楽になる。

デカール各種

1.スチール缶リサイクルステッカー、JB64、JB74用バーコードステッカー 2.型式ステンシルステッカー 3.スズキ純正パーツステッカー 4.HNK.GEARデカール 5.エンジン排気量ステッカー、型式スペックステンシルステッカー 6.指詰め注意コーションステッカー
 これら以外にも、様々なステッカーがラインナップしている。


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