今回は高さで勝負!女子にきゃーと言わせたい

取材協力
滋賀県栗東市の体験屋 株式会社しびりこ
フォレストアドベンチャー・栗東
住所:滋賀県栗東市観音寺459
TEL:090-5794-0420
https://foret-aventure.jp
地上10メートル強のアクティビティ! 滑空する爽快さは他にない!
滋賀県の栗東市うまの町にある自然共生型アウトドアパークフォレストアドベンチャーに今回はチャレンジ。
女性陣になんとかきゃーきゃー言わせたくて、今回は高さで勝負したのだ。
毎年この時期になると、アウトドア取材のネタ探しに頭を悩ませる。ウィンタースポーツを取り上げるには雪が足りず、それ以外のアクティビティに挑戦するには寒すぎる。そんな状況の中、ぐっさんと「どうする?」と相談していた時のこと。ふと彼が言った。「最近、同行する女性たち、手強すぎません? 『きゃーきゃー』言う声、聞いてない気がしますよね」。確かにその通りだと思った。そして、ぐっさんは続ける。「今までやってきたアクティビティで、彼女たちが未経験なのは〝高さ〟じゃないですか」えっ、高さ? 何かある? と担当者。鳥取砂丘でのパラグライダーが頭をよぎるが、正直もう勘弁したい。楽しかったが、自分が大変すぎた。すると、ぐっさんが提案したのは滋賀県栗東市の「フォレストアドベンチャー」だった。
この施設は、自然の山に設置されたロープで組み上げた様々なアクティビティをクリアしていく体験型アドベンチャー。木に設置されたステージの高さは地上10メートルから最大30メートル未満。滑車や命綱は頑丈で、安全性は万全。筆者(体重95キロ)がロープに全体重をかけてもびくともしない。「この高さなら、今回参加する小玉さんとちゃんななもビビるでしょ!」と期待に胸を膨らませながら当日を迎えた。施設の石井さんから説明を受けていると、彼自身が現在ジムニーをオーダー中だという話を聞いてびっくり。アウトドア感が妙にシンクロしていた。
安全講習を終え、ハーネスを装着していざセクションイン。それまで強気だった女性陣も、いざステージに立つと本音がぽろり。「きゃ~高い! 怖い! なんでぐっさんと那須さん平気なの~! む~り~!」素晴らしい声だ。特に小玉さん、驚く姿がなんとも可愛らしい。ぐっさんもその様子に大満足。うーん、やっぱり悪い人だ。

心なしか引き攣る女性陣実はこのカット終了直後です
一番手前の代表石井さん。今ジムニーをオーダー中で今か今かと待っているところ。納車された頃合いで、また来ますねぇ〜!

高い!高い!高い!ここ、めっちゃ高い!
難易度最高のセクションの休憩ポイント。命綱があるとはいえ下向きに撮影するのはかなり怖い。わかっていて、筆者は下から呼んでいる。あとで「最低〜!」と、言われたとか言われてないとか。
コースに出るための装備
動きやすい服装必須
安全性のチェックは徹底している





山歩き用のシューズ、動きやすいパンツ、そこに、ハーネスを取り付け、施設の方が装着をチェック。ハーネスに取り付けられている滑車の運用方法は、丁寧にレクチャー。低い場所で運用テストを行い、理解しているかのチェックを行うほど安全性に考慮している。体重0.1トンの筆者が体重をかけてもびくともしない。程よいワイヤーのしなりが安全性と恐怖感を引き立てるのだ。
コースに出る前に装備の使い方をレクチャー



講習と、実地テストを経てセクションイン!
まずは、基本的な装備の運用方法を講習で学ぶ。セクションインするところで、滑車をかけていく。こうすることで、決まったルートから外れないのと、休憩ポイントでの安全性も確保できる。ワイヤーを信じて体を預け、ダブルでかけるカラビナの装着位置や、手でどこを持つのかなど、基本的な運用から、着地する時の注意点など、口頭だけでなく、低い位置でのセクションで実際に運用の間違いがないか見てもらうのだ。
基本を学んだらいよいよコースに挑戦!!
1 スタート

下から見るとなかなかの高さ。でもここはまだ低い方。10メートルないのだ。
2

ボルダリングのグリップが貼り付けられたボードを手がかりに進んでいく。
3

次のセクションは、ワイヤー一本。つま先の向きでかなり悩む。
4

すでに下を見るとかなり可愛くなっている小玉さん。でも下を見ないと足場がわからない。
5

スラックラインの達人でもあるぐっさんが、パフォーマンス。やはり大道芸人だ。
6

ばつ印状になった足場を踏んで進む。意外と前後の距離があるのだ。
7

斜めにワイヤーが邪魔しているセクション。これがなかなかいやらしい。
8

下を見るとこんな感じ。結構な高さがあるように見えるがまだまだ序の口。
9

もはや、前しか見ていないぐっさん。通常のはしご状態なら、平地と一緒だ。
10

Uの字に吊るされたロープが足場。ここで、嵐の松潤が、股裂になったのだそうだ。
11

必ず止まってしまう滑車で、手で進むセクション。流石にここは怯んでいた。
12

小玉さんが大騒ぎ!でも覚悟を決めるとグイグイ進む。さすが全日本ライダーだ。
まずは前哨戦。でも十分怖い。クリアすると笑顔が溢れるのだ。
場内を歩いて、セクションに到着。下から見るとそうでもない感じだが、実際に上がると結構高い。さらに、ポイントからポイントをつなぐルートが、様々な難易度の足場になっている。この時点で、女性陣は「マジで?」と不安そう。撮影する筆者が先行するのだが、実は筆者は高いところは平気。「なんで、そんな行けるの〜!』と、女性陣が絶叫!揺れる足元に、ぐっさんと筆者は、ニンマリ。しかし、ちゃんななが、どんどん対応しているのがすごい。
13

追加講習を受け、一番難易度の高いセクションにチャレンジ。若干引き攣っている?
14

スタート地点の高さがハンパない。地上20メートル越え。ここはヤバイ!
15

飛び降りて、自由落下しつつ、滑空してネットに飛び込む。なかなかの勢いだ。
16

ネットをよじ登り、休憩ポイントに。この高さヤバイでしょ!まだ続くのだ。
17

最後は、滑空してゴール。ここでもぐっさんは両手放しを披露。余裕でこなしている。
併設されるトレイルアドベンチャーにもチャレンジ
小玉さんが面目躍如。さすがバイクレーサー。
最後に、施設の入船さんがもう一つやりません?と提案。併設されているマウンテンバイクコースでの体験。電動バイクを使用して、難易度別のコースを走行。慣れてくればジャンプや、バンクもあり、かなり楽しめる。ここで、小玉さんが面目躍如。さすがバイクレーサーというコントロールを見せて、入船さんを驚かしていた。景色もよく、紅葉を見ながらのツーリングはかなり気持ちよかったのだ。

コース内の吊り橋がかなりいい感じ。

小型のバンクコースも併設。これがかなり難しい。

紅葉が綺麗で、走っていて気持ちいい。

慣れてくれば、コース内のジャンプにもチャレンジ可能。
詳しくは本誌で御覧ください!!!
↓↓↓↓↓
ジムニープラス Vol.121
次号Vol.122は、2025年2月15日発売!乞うご期待ください!