たった２年で全国７位！走りが際立つジムニー女子 - JimnyPlus（ジムニープラス）公式WEBサイト

ジムニーライフ最高走りにハマってます

最初に知り合った時は、オシャレジムニー女子だったはずなのだが、気がつくとトライアングル２X2で全国７位の実力派ドライバーに！

Jimny Girls ふみふみさん

　とにかく元気なふみふみ。留学予定がコロナで中止になり、その資金でジムニーを購入。その際にGOENさんに就職し、ジムニーライフがスタート。何にでも積極的で、頑張る姿勢が、周りの人を巻き込んで笑顔にするジムニー女子だ。

　数年前、ユーザー撮影でふみふみさんを撮ったとき、「えっ、ミッション車なんですね！」と驚いた記憶がある。その後、別のイベントで再会した際、ピカピカだったジムニーに小傷を発見。「もしかしてオフロード走ってるの？」と聞くと、「めっちゃ走ってます！」と満面の笑み。その言葉通り、彼女はオフロードの魅力にどっぷりハマっていた。さらに時間が経ち、トライアングルの全日本大会を取材に行ったとき、不意に声を掛けられた。「ご無沙汰で〜す！」振り返ると、そこにはふみふみさんの姿。「えっ、ギャラリー？」と聞くと、「私、ファイナリストですよ〜選手です！」と驚きの返答。トライアングルの全国大会は、各地域の予選を勝ち抜いた精鋭のみが集う場。オフロードを走っていると聞いていたが、まさかそのレベルにまで成長しているとはビックリだった。そして彼女は2×2クラスで全国7位という好成績を収めたのだ。「いつの間にそんなに上手くなったの？」と驚きながら、ジムニー女子の取材をオファー。こうして今回の取材が実現した。
彼女がジムニーシエラを手に入れたのは4年前。当初は「オシャレジムニー女子」を目指していたが、就職した車屋の常連客に誘われて訪れた林道で、オフロードの楽しさに目覚める。そこから仲間が増え、林道走行からオフロードコースへ、さらにトライアングルやトライアル競技へと活動の幅を広げていった。
今回の取材では、「チーム介護（仮）」のメンバーが集結。競技だけでなく、スノーアタックやBBQなども楽しむ仲間たちだ。富山県在住のふみふみさんは、「今年は雪が少ない」と話すが、少し山へ入れば積雪1メートル以上。撮影のテーマは「普段元気いっぱいの彼女を、おしとやかな女子風に演出」。そこで「オシャレして山で撮影しよう！」と決まり、いつもとは違うシチュエーションでのショットが実現した。普段は汚れても気にしないアクティブスタイルだが、今回の撮影ではファッションにもこだわり。そんな彼女のギャップもまた魅力のひとつだ。
街中にはまったく雪がなく、「雪山走行なんて本当にできるの？」と思っていたが、いざ走り出すと、積雪は一気に1メートル超え。人の足跡ひとつない銀世界を突き進むことになった。雪の重みで倒れた木々が行く手を阻み、まるでアドベンチャー。筆者自身もこのルートを走行したが、一列で進むこのスタイルでは、瞬時の判断力が試される。前走車のラインを忠実にトレースすべきか？自分のクルマに合ったラインを選ぶべきか？見極める必要がある。こんなチャレンジを繰り返していれば、自然とスキルが磨かれるはず。
ジムニーでのオフロード走行だけじゃない。ふみふみさんは、とにかくアクティブ。バレーボールにスノーボード、シーズンごとに夢中になれるものが盛りだくさん。バレーボールは、オリジナルTシャツを作って大会に参戦するほどのハマりっぷり。スノーボードは、職場「GOEN」の仲間たちと年に数回の恒例イベントへ。取材翌日には、まさにその予定が入っていて、すでに気分は雪山モード。
「アクティビティじゃないですけど…お酒、大好きです！」と、無邪気に笑うふみふみさん。会社のスタッフや走り仲間と定期的に飲み会を開き、大会後には“反省会”と称したワイワイトークが欠かせないそう。
その負けん気と飾らない性格で、2025シーズンの大会でも暴れまくること間違いなし！