ポップアップルーフを装着したシン・オーバーランダー登場!
東京オートサロンでエヌズ・ステージのブースに登場し、SUV 部門で優秀賞を獲得したのが、このジムニー・ノマドポップアップルーフ仕様だ。バンパーやサスペンションも交換され、会場で大きな注目を集めた 1 台となった。



問:エヌズステージ
TEL:019-637-3177
http://ns-stage.jp



ついに日本でもジムニー5ドアが正式発表された。そんなジムニー・ノマドをベースに、いち早くカスタムに着手したのがジムニーワールドを展開するエヌズ・ステージだ。今回、コンプリートカー「エヌズリミテッド」のフラッグシップとしてラインナップされたモデルが、「アイアンマン ジムニー・ノマド ポップアップルーフ仕様」である。そのカスタム内容、そして注目のポップアップルーフについて詳しくお伝えしよう。
ポップアップルーフの開発と製造は、30年以上にわたりミニバンを中心に手がけてきたホワイトハウスが担当。シェルはジムニー専用設計となっており、クローズ時にはスマートなスタイリングを実現している。ルーフの開閉はショーモデルでは電動ダンパー式で、タッチパネル操作により簡単に展開可能だ。室内の開口部からルーフ部分に上がると、大人2人が足を伸ばして快適に就寝できるスペースが広がる。
バンパーはスチール製のアイアンマンバンパーをモチーフに、FRPで再設計。ウインチの搭載も可能で、機能美と実用性を兼ね備えている。また、オーバーフェンダーもノマド専用に新設計され、シャープなデザインがジムニーの存在感をさらに際立たせる。サスペンションはHB1st製の3・5インチアップキットへ換装され、オフロードでの走破性を向上。バンパーやオーバーフェンダーもHB1stによるデザインだ。
タイヤはオープンカントリーM/Tの245/75R16を装着し、ホイールはワークのクラッグ・ガルバトレ2とロンシャンを左右履きでセッティング。高い走行性能と快適な就寝スペースを両立した、まさに“完全体オーバーランダー”と呼ぶにふさわしい「アイアンマン ジムニー・ノマド ポップアップルーフ仕様」は、エヌズ・ステージおよびジムニーワールド各店で販売中だ。気になる人は、ぜひチェックしてみてほしい。
EXTERIOR

新設計のアイアンマンバンパーとオーバーフェンダーでカスタム
注目ポイントはバンパーとオーバーフェンダーだ。バンパーはワイルドな造形が魅力のアイアンマンで、FRP製のため軽量で走行性能を損なわない。もちろん、コーナーセンサーの装着も可能だ。さらに、ノマド専用のオーバーフェンダーはバンパーに合わせてラギッドなデザインを採用し、タフでワイルドな雰囲気を演出している。








POP UP ROOF


ジムニー・ノマド専用設計のルーフでスマートなスタイリングがポイントだ!!
ポップアップルーフのプロフェッショナル、ホワイトハウスが開発したのが、ジムニー・ノマド専用ポップアップルーフだ。ルーフを開くと、L1860mm × W1020mm × H970mmのスペースが広がり、中で寝ることも座ることも可能。出入りはルーフに設けられた開口部から行う。なお、こちらはショーモデルのため電動ダンパー仕様だが、市販モデルでは手動式となる予定だ。



SUSPENSION

サスペンションのスペシャリストHB1st渾身のノマド専用サス開発中
装着されているのは、JB74用の3.5インチアップサスペンションキットだ。なお、HB1stではノマド専用のサスペンションも開発中で、悪路走破性はもちろん、ファミリーユースも考慮してさらに快適な乗り心地を追求している。「絶対に妥協しない」と語るのは、HB1st代表の大嶋氏。
その言葉どおり、誰もが納得出来るサスペンションに仕上がることは間違いないだろう。このサスペンションは、エヌズリミテッドのコンプリートカーにも装着される予定だ。



INTERIOR
高級感と快適性をアップできるアクセサリーも多数装着される
エヌズリミテッドでは、ベースのパッケージにさまざまなオプションを加えることで、個性を際立たせることができる。例えば、このクルマではシートをレカロ製に換装し、長時間のドライブでも疲れにくい仕様にしている。さらに、ステアリングはレアル製に交換され、高級感を演出し。いずれも一流メーカーの製品であり、品質も安全性も折り紙付き。今後はフロアマットなどのアクセサリー類も、さらに充実していくだろう。


TUNING

吸排気のスープアップパーツで走る楽しさを高めたジムニー・ノマド
ジムニー・ノマド ポップアップルーフ仕様では、マフラーやエアクリーナーなどが、いずれもHB1st製の高効率パーツに換装されている。これらはJB74用として設計されているが、国内仕様でのテストを経て、正式にジムニー・ノマド対応品としてリリースされる見込みだ。なお、マフラーについては、シエラ用よりもさらに静粛性を高めた「スーパージェントルマフラー」の開発が進められている。